さかえ Vol.57 – No.3
月刊 糖尿病ライフ さかえ 毎月読んでます。
気になった事のメモと感想です。
・睡眠時間と糖尿病コントロール
ガッテン!で睡眠薬で血糖値が下がると言ったのはクソだが、
睡眠時間とA1Cの統計を取ると、6.5~7.4時間睡眠の人が一番A1Cの良い結果が出ている。
睡眠時間が長くても短くてもダメ、上記時間が一番コントロールが良いとのこと。原因は不明。
ちゃんとした生活習慣の人が上記睡眠時間に密集しているのかも?
・歯を守る甘味料
砂糖は歯を溶かす酸を作り、細菌のエネルギーとなるので虫歯の原因となる。
甘味料「糖アルコール」のキシリトールなどは、歯にカルシウムを運び修復する、
インスリンの分泌を刺激しないので血糖値が急激には上がらない。
(カロリーあるので血糖値は上がる)
細菌はキシリトールを取り込んでもエネルギーに出来ないので虫歯の原因とならない。
キシリトールのガムを食後に2粒噛むことが歯・口の健康を保つのに推奨されている。
[定期診断] 治らず
今回はa1c 7.5%、高騰治らず危険な状態。
やはり低血糖からの反動高血糖を繰り返しているようで、
ご飯の量と注射量はコントロール出来ていた頃と変えていないが何故なんだろう。
ちょっと考えてみて、一つの仮説として、血糖測定器が壊れていることを疑った。
「血糖値が高めに出る → 多めに注射する → 低血糖になり反動で高血糖となる」
このストーリかと思って、病院で採血の後の尿検査でトイレに行ったときに、
自分の測定器で血糖値を測ってみた。
結果「病院の測定値:405、自分の測定器の測定値:459」
結構誤差があるように思えるけど、壊れてはいない。
ISO企画が「評価した測定値の95%が、75mg/dL未満では±15mg/dL以内、
75mg/dL以上では±20%以内に入ること」
なので、機器は正しく動いていると言える。ただ、機械とチップによる誤差の傾向は分かる。
どうやら自分の使っている機器では1割程度高めに測定されるようだ。
あと結構血を細かく測ってみたところ、飲まず食わずでも徐々に血糖値が上昇していた。
2~3時間で100程度は上がる。前は徐々に下がっていたと思うが、体質が変わったのか、
仕事中も寝てる間も容赦なく上がる。
上記の結果から、打ちすぎて低血糖になり、反動で高血糖になり、
そのまま上がり続けるという最悪のパターンを繰り返しているようだ。
そこで対策として、
・トレシーバーを1単位増やす 12 → 13
・測定器の値が高めに出ることを前提に、ノボラピッドを減らす。
まずはコレで様子を見る。
沢山血糖値を測りたいのでチップも3箱貰った。
3箱までなら保険が効くらしい。チップ高いんですよね。。
—
そういえばガッテン!でクソなテーマを紹介したらしい。
なんでも「睡眠薬で糖尿病が治療できる」などと訳の分からんことを言ったとか。
記事を見てて血糖値を抑制する薬の副作用で眠くなるのか…?などと思ったが、
なんでも特定の睡眠薬(ベルソムラ)を使うと、血糖値を下げる効果のある脳波が強まるとか。
本当に意味が分からない、論理が飛躍している、言ったもん勝ちとか思ってそうだわ。
製薬会社から金でも貰っているのか、まじクソですね。
さかえ Vol.57 – No.2
月刊 糖尿病ライフ さかえ 毎月読んでます。
気になった事のメモと感想です。
・糖尿病川柳
定まらぬ 株価と円と 血糖値 / 高橋妙
定まりませんねw 昔何かの本で読んだ、
株のトレーダーが心電図を株のチャートと見間違えたのを思い出しましたw
・シックデイ
風邪のとき、辛くても血糖値計るのと注射は止めないように。
ご飯を食べない時の注射量は血糖値と相談。風邪のときは基本的に上がる。
もし注射(インスリン)を打たないと、糖質をエネルギーに変えることができなくなる。
そのため、代わりに脂肪がエネルギー源として使われ始めるが、
このとき、肝臓で酸性のケトン体が作られて血液が酸性になりケトアシドーシスが起きる。
ケトアシドーシスは嘔吐、腹痛、意識障害、緊急治療が必要となる大変危険な状態。
・不整脈
血糖コントロールが悪いと起きやすい。
[定期診断] 急騰
止まらない上昇 A1C 7.4%… orz
ちゃんと注射打っていて、むしろ下がりすぎたと思っていただけにショック。
どうやら下がりすぎて、その反動で上がっているみたい。
おそらく血糖値的にはこんな感じ。
朝7~9時 50
昼頃 300
夜メシ前22時 350
平均すると200くらいか?、やっぱ7.4%なるだろうね。
前もこんなことを書いたようなきがする。。
打てば下がるってものでも無いから難しい。
作戦として、注射量を減らして、頻繁に血糖値を計る。
これでいこう。。
[定期診断] すっかり忘れていた!
今回はA1C 7.1%、危険地帯に入りました;;
そして11月の病院をすっかり忘れていてサボってしまいました。。
行った気になっていて、予約も次は12月とばかり思い込んでいた。
思い込みって恐ろしいΣ
注射の予備が減ったので多めに貰いました。
やっぱり来てないから監視の目が減った結果ではと、それはありますねw
自宅でA1C測れるといいのだけどね~。
これから年末進行なので忘年会などで食べ過ぎやら気をつけてとのこと…!
いえっさー!
さかえ Vol.57 – No.1
月刊 糖尿病ライフ さかえ 毎月読んでます。
気になった事のメモと感想です。
・低温やけど
42~50度程度の暖房器具に1時間30分以上触れることで起きる。
低温やけどになると7~10日後に皮膚が壊死する。
暖房器具は40度以下に設定すること。
・読者の広場「1型糖尿病でも生きづらさのない社会に」
1型糖尿病で現在4歳の娘が、自分だけが血糖測定や注射していることを知る。
なぜ自分だけ?、説明するのに苦労し、周りへの理解も必要で、毎日が生きづらいとのこと。
自分もそうでしたが、自分の病気について理解するまでは周囲への反抗はありますね。
毎日「注射」が必要なんて途方も無い話です。その子の辛さはよくわかります。
でもそれが現実、悲しいのだけどね。
せめて注射以外の方法でインシュリンを取り込む事が出来ると良いのだけどね。
さかえ Vol.56 – No.12
月刊 糖尿病ライフ さかえ 毎月読んでます。
気になった事のメモと感想です。
・男性更年期障害の予防
適切な運動、適度な飲酒(多すぎると効果なし)、肥満の解消
・血糖測定の誤差
血糖自己測定器の誤差
ISO15197にで、血糖値に対して100mg/dL未満で±15mg/dL、100mg/dL以上では±15%以内に
95%の測定結果が入らなければならないと決められている。
→ 実際の血糖値が100の場合、85~115の測定値が出る可能性があるということ
臨床検査(病院で腕から血液を採って行う検査)
血糖値のばらつきは±2.3%程度である
(2016年度日本臨床検査技師会臨床検査精度管理調査でのA評価基準)
→ 実際の血糖値が100の場合、97~103の測定値が出る可能性があるということ
病院で測るのは精度いいですなぁ。。
・読者のひろば
37歳で糖尿病、気を付けていたが57歳で網膜症、その10年後に心臓カテーテル治療、さらに8年後に透析。
自分もそろそろ発病20年になるので、気を付けてはいるが怖いですね。若さで凌いでいるだけなのかも;
・足のセルフケア
- 足に合ったサイズ幅の靴を履いていればOK
- 深爪していなければOK
- 足指じゃんけんが可能ならOK
- 連続して100m歩行することが可能ならOK
- 自分の足をこまめに観察、傷がないか、足指が変形していなければOK
- うおのめなどを自分で取り除こうとしていなければOK
- 足先が冷たく痛みを伴っていなければOK
- 傷の治療を自己判断でしてはいなければOK
- 足底に傷があるのに普通に歩いていなければOK
上記OKではない項目があれば主治医に相談すること。
[定期診断] 低血糖気が付かず
今回の結果はa1c 6.6%の血糖値40!
うーん、なんという低血糖。これで気が付かずに外出していたとは恐ろしい。
低血糖と聞くと急に体の反応が出てくるのが不思議ですw
今日のお話はカーボカウンティングせずにちゃんと食べようってことでした。
でもまぁしちゃうよねカーボカウント、全体の栄養よりまずは血糖って思うもの。
カロリーと栄養を考えた料理は、時間かかる上にコスパも悪くたいして食べられない。正直苦痛です。
働き蜂のソロリーマンにそれを求めるのは敷居が高いかな。
コスパと栄養を考慮して手軽に食べれる献立で、注射量はカーボカウントで決める。これが楽です。
さかえ Vol.56 – No.11
月刊 糖尿病ライフ さかえ 毎月読んでます。
気になった事のメモと感想です。
・世界糖尿病デー 10周年
国連が公式に認定した11月7日の世界糖尿病デーが今年で10周年!
・2016年度 診療報酬改定
医療費は「診療報酬」(1点=10円)で計算され、1~3割を自己負担する。
医療報酬は2年に1回改定されるが、今回は改定量が多い。
特に影響がありそうなのが在住自己注射指導管理料の見直しですね。
在住自己注射指導管理料は月何回注射するかで以下の通り値段が変わります。
[改定前]
月3回以下 100点
月4回以上 190点
月8回以上 290点
月28回以上 810点
[改定後]
月27回以下 650点
月28回以上 750点
インスリン自己注射は殆ど月28回以上だから60点安くなります。
他は薬の値段が1.22%安くなるとのこと。
さかえ Vol.56 – No.10
月刊 糖尿病ライフ さかえ 毎月読んでます。
気になった事のメモと感想です。
・一般食品
保健機能食品以外
・健康食品
体に良さそうと期待して飲んだり食べたり商品。一般食品である。
糖尿病を「改善します」「治します」と書くことは出来ないが、
「糖が気になる方におすすめ」「糖対策に!」なとど書くことは出来る。
→ 適切な療養行動を無視して糖尿病を改善する健康食品はない。
・保健機能食品
食品の機能性を表示できる。次の3種類がある。
・特定保健用食品(トクホ)
人を対象に行った実験研究で一定の効果があると個別に審査・許可されたもの。
しかし、その効果はあまりにも小さい。
→ これに頼らず食生活を改善した方が非常に効果があると考えられる。
例)クロロゲン酸コーヒー飲料:
脂肪を消費しやすくすると折れ線グラフで表示。
腹部全脂肪面積が10cm減少と読み取れる。
しかし、実験に参加した人々の元々の脂肪面積から計算すると、
脂肪面積の減少率は2.9%程度で、75.8kgの体重は12週かかって1.5kg減少。
→ 測るタイミングで1kgくらい簡単に変動するし、完全に誤差の範囲と考えられる。
・栄養機能食品
6種類のミネラル、13種類のビタミン、n-3系脂肪酸の一つ以上を基準量の範囲で含んでいるもの。
・機能性表示食品
個別の審査はなく、申請すれば許可される。
内容はネットに公開されるので消費者が判断する必要がある。
広告では都合の悪いことが知らされないため注意が必要。
例)「内臓脂肪を減らす」と機能性表示するヨーグルト広告:
→ 内臓脂肪面積が減っていることだけ出しているが、公開情報を見ると体脂肪率は増加していた。
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