4月 30, 2016
hato

さかえ Vol.56 – No.5

月刊 糖尿病ライフ さかえ 毎月読んでます。
気になった事のメモと感想です。

・検査結果の基準範囲と臨床判断値
 基準範囲は「健康と判定された個体について測定した検査値分布の95%信頼区間を表す値」
 臨床判断値はカットオフ値、予防医学的閾値がある
  カットオフ値は「どの値から疾患群と判定するかの境界値」
  予防医学的閾値は「将来の発病が予測され、予防医学的な見地から一定の対応が要求される検査閾値」

 つまり基準範囲は、あくまで確率の範疇なので、
 範囲内にいても異常となる人もいる。逆もまたしかり。

 カットオフ値は分かりやすい、その値を超えると疾患群であるとなる。
 予防医学的医学値も分かりやすく、その値を超えると発病する可能性が高いので
 対応が必要となる値である。

・検査値の糖尿病患者の目標値
 体格指数(BMI):22
 血圧:収縮期130未満、拡張期80未満
 空腹時血糖値:80~109
 食後2時間血糖値:140未満
 ヘモグロビンA1c:7.0未満(至適は6.0未満)
 グリカルブミン(%):17以下
 中性脂肪:100未満
 HDL-C:40以上
 LDL-C:120未満

・糖尿病川柳
 病院食 仙人修行と 腹を決め / 森下博史
 まさにそんな感じですねw 120%共感w

4月 10, 2016
hato

[定期診断] 上昇傾向?

今回はA1C 6.9%、ちょっと高めとなりました。

高くなった要因としてはトレーニングルームで筋トレをした事くらいかな。
その日は2時間位トレーニングしたけど、終わって測ってみたらなぜか血糖値400前後。

普段全然運動しないのに、結構キツくやってしまったから、
おそらく血糖値の低下をカバーするためのホルモン(グルカゴンなど)が作用したと思う。
ホルモンによる血糖値上昇は超早くて強力ですから、あっという間に400になるのも頷ける。

しっかり捕食をしてトレーニングしなきゃですね。

3月 29, 2016
hato

さかえ Vol.56 – No.4

月刊 糖尿病ライフ さかえ 毎月読んでます。
気になった事のメモと感想です。

・服用を忘れないための工夫
 服薬が守れない人特徴
 ① 男性
 ② 働き盛りの世代
 ③ 服薬回数1日3回
 ④ 薬剤数過多

 確かに仕事が忙しい事と若いから大丈夫だろうという思いは服薬を忘れてしまうことに繋がりますね。
 忘れないように工夫・意識している高齢者の方のほうが服薬守れているのも納得です。

 自分も忘れることあります、というかインシュリン打つのが当たり前になりすぎて意識してないっていうか
 打ったかどうか分からなくなってしまう;
 2度打つと危険だし、これが意外と困ります。
 そんなとき、よくやるのがとりあえず半分だけ打つ。
 そして飴とインシュリンを持ち歩いて、血糖値低くなれば食べるし、血糖値高いなら更に打つ感じですw

・メディカルトピックス
 米より先に肉魚
  米飯を食べる15分前にさばの水煮や牛肉の網焼きを食べると、
  「インクレクチン」と呼ばれる消化管ホルモンの分泌が活発になって
  胃の動きが緩やかになり、胃で分泌米が小腸に移動して吸収されるまでの時間が2倍以上になった。
  これにより血糖値の上昇を3~4割抑える事ができた。

  …抑えることが出来たというか、急な上昇じゃなくて、なだらかな上昇に変えたってことかな?
  それなら、速効型のインシュリンと合わないから、僕にはメリットが無いかもしれない。

3月 12, 2016
hato

[定期診断] 在庫

今回のA1Cは6.6%、だいぶ落ち着いてきました。

最近病院関連の物を入れてる箱を整理したら、注射針(期限切れ)が10箱位上出てきまして、
邪魔なのですぐに捨てたかったのですが、病院から貰う注射針は産業廃棄物なので
一般のゴミには出したらダメなんですよね。
なので病院で聞いてみると処分しに持ってきていいとのこと。

注射針だけじゃなく、インシュリンも余ってるんですよね。
先生曰く、インシュリンは時間が経つと徐々に効果が落ちる、
使用期限までは大きくは変わらないのだけど、期限過ぎると効果はどんどん落ちるので
早めに使って回転率を上げたほうが良いとのこと。

まぁ、予備がないと不安になりますが、余り過ぎもよろしくないですね。

そこで使う量を計算して見ました。

[貰っている量]
・インシュリン
 ノボラピッド:6本 (300単位 / 本)
 トレシーバー:2本 (300単位 / 本)
・針
 ナノパスニードルⅡ 34G:1箱(5袋入、14本 / 袋)

[使用量]
・インシュリン
 ノボラピッド:平均45単位 / 日
 トレシーバー:11単位 / 日
・針
 ナノパスニードルⅡ 34G:平均1.5本 / 日

病院が4週間に1回だから28を掛けて貰っている量から引くと余りですね。

[余り]
・インシュリン
 ノボラピッド:(300単位 × 6) – (45単位 × 28) = 540単位 / 28日
 トレシーバー:(300単位 × 2) – (11単位 × 28) = 292単位 / 28日
・針
 ナノパスニードルⅡ 34G:(14 × 5) – (1.5 × 28) = 28本 / 28日

こりゃ余り過ぎ;

ご飯の量が少なめになること多いから、インシュリンを病院から言われている量程打ってないのと、
針を変えるのがめんどくさくて、しばらく同じの使っているので使用量が少なくなってますね。
なので実際に使っている量を目安に貰う量を減らしました。

・インシュリン
 ノボラピッド:6本 → 4本
 トレシーバー:2本(変化なし)
・針
 ナノパスニードルⅡ 34G:1箱(5袋、70本) → 2袋(28本)

針を袋単位で貰えることを初めて知りましたよΣ
針とノボラピッドは徐々に在庫処分になるかな、トレシーバーは増えるのでいつか減らそう。

貰う量が減るとお薬代も減って節約にもなりますね♪

3月 12, 2016
hato

さかえ Vol.56 – No.3

月刊 糖尿病ライフ さかえ 毎月読んでます。
気になった事のメモと感想です。

・世界糖尿病デーのライトアップ
 2006年に国際連合総会で定められた11月14日の世界糖尿病デー(World Diabetes Day)は
 世界各地のランドマークがブルーライトアップされる。
 一度は見に行ってみたいですねぇ。
 2015年の日本では東寺がライトアップされてるんですね。どこだろΣ

・透析
 透析導入の原因疾患は糖尿病腎炎が最も多く全体の43.5%
 発症要因は高血糖、高血圧、脂質異常症、肥満、塩分の過剰摂取、タンパク質の過剰摂取。
 血糖値以外にも健康管理はしっかりしないとですね。。

・糖尿病川柳
 「あんみつ」を 横目でにらみ 「トコロテン」 / 納見俊六
 いやぁ、この葛藤と決心、かっけぇです・・!

2月 20, 2016
hato

一型糖尿病サラリーマンの医療費控除

今年は医療費控除を受けてみました。
これまでめんどくさいと思ってやっていなかったのですが、
今年は節約に目覚めまして、多少のお金が戻ってくるとのことで実践しました。

やってみると意外と簡単で、ネット環境があれば、家で資料作って郵送するだけでした。

以下備忘録です。

[必要な物]
・領収書
 昨年一年分の病院と薬局の領収書。
 無くしたときの再発行は基本有料で医療費控除分が飛んでしまうくらい高いので、
 無くしたら再発行は諦めたほうが良さそう。
・源泉徴収書
 サラリーマンなら貰えますよね。もちろん年末調整済みですよね。

[資料作成]
ネットで国税庁のHPから医療費控除の確定申告書を作る。
所得税(確定申告書等作成コーナー)
案内に従って入力していくだけで簡単に医療費控除分を入れた確定申告書が作成可能です。

作成が完了したら、印刷します。
家にプリンタが無くてもpdfファイルで保存してコンビニのネットプリントで印刷出来ます。

[郵送]
確定申告書、源泉徴収書、領収書を同封して郵送します。
作成した確定申告書の1枚目に捺印を押すのを忘れずに。
タイトルは確定申告書在中とでも書けばOK。
申告書の送付について

郵送先は住所地等の所轄の税務署になります。

確定申告時期は2月16日~3月15日ですが、医療費控除は1月から対応して貰えます。
ちなみに郵送したものは申請等しておかないと戻って来ません。

[結果]
1月に送付して、大体一週間で自宅に国税還付金振込通知書が届き、数日後にお金が振り込まれました。

医療費控除で戻ってくるお金は10万円を超えた分の1割です。
医療費150,000円なら5,000円戻って来ます。

しかし、こんなに簡単に出来るなんて目から鱗でした。。
残念なのは、確定申告は5年前の分まで遡って出来るのだけど、昔の領収書は取ってないっていうorz
領収書が無くてもちゃんと記録しておけば証明できるとのことですが、記録も捨ててるって言うねo…..rz

2月 19, 2016
hato

[定期診断] 平日に行きました。

今回は平日に病院へ行きました。
血糖値の測定チップが切れたのと、どうしても土曜日にスケジュールが合わないので、
会社を午前半にして金曜日の朝病医へ。
昼から仕事なので朝早く行こうと思って、開業10分前に行ったのに
5人以上並んでるなんて、みなさん朝早いのね;
そして並んでた方々は僕以外みんな予約してるって言う、、そんな並ばなくても、、、ねぇ?

さて、今回のA1Cは好調で6.6、トレシーバーの調節効果が出た感じです。
この調子でコントロールできると良い感じです。

しかし、せっかく好調だったのだけど、今週は仕事で大変な事が発生してコントロールが狂いました。。
発端は顧客先での事故、急きょ完徹して対応する事に。
会社にトレシーバーは無いし、晩御飯と朝ご飯は抜きで対応して、水分もろくに取らず、
永遠と続く会議に調査、そんなストレスが半端ない環境で40時間の連続勤務。
いやぁ、ようやくひと段落ついて帰って計った血糖値は500越え、体を犠牲にしちまった。。
無我夢中になっても体は大切にしないとイケないなと思いました;;

1月 28, 2016
hato

さかえ Vol.56 – No.2

月刊 糖尿病ライフ さかえ 毎月読んでます。
気になった事のメモと感想です。

・一型糖尿病の子供達
 ・保育所、幼稚園
  治療と血糖管理は家族にゆだねられる。
  インスリン注射や血糖自己測定に対する恐怖心を払拭する。
  治療の中心はインスリンポンプ。
 ・小学校~中学校
  自己注射、血糖自己測定を中心とした自己管理開始。
  生活様式に適合したインスリン治療法を選択する。
  治療の意義を家族とともに考える。
 ・中学校~高校
  自立と自己管理の確立を目指すが、治療や管理への反発が大きい。
  合併症や妊娠、社会生活についての教育開始。
 ・若年成人
  生活様式に適合したインスリン治療法の確立。
  自分で生きていく管理体制の確立。

 僕は中学生から発病しましたが、確かに上記のような指導を受けました。
 中学時代の治療への反発はありましたね、注射痛いし、何で自分はと悲観的になることもよくあり、
 親は非常に大変だったと思います。。
 中学生でもそのレベルですから、小学生以前は本当に親も子も辛いと思う。
 子供に理解させる事が出来るとよいのですけどね。
 病気は遺伝する可能性もあると思うので、自分の子供が…と思うと怖いですね。

・バイオシミラー
 ジェネリックは特許が切れた後、有効成分が同じ薬を別会社が販売するもの。
 バイオシミラーは特許が切れてから、同じものではなく、
 品質及び効果が同様で安全性を示せるものを販売するもの。
 バイオシミラーは先行薬品に比べ試験期間が短くなるので免疫原生などの心配はある。
 
 バイオシミラーは先行薬品の7割以下の値段になるんですが、あまり使いたいとは思いませんね。。
 ジェネリックは先行薬品の6割以下の値段になる、こっちはどんどん使っていきたいですね、
 基本的に同じものだし。

・Face to
 マラソン完走おめでとうございます。
 走れば走るほど血糖値が上がるのが不思議な感じでしたが、
 一型だとインスリン切れてしまえばいくら運動しようが基本的に血糖値下がらないですものね。
 とはいえ運動するときは、血糖値は高めの方が安心なので、良いコントロールだったのではと思いました。

1月 9, 2016
hato

さかえ Vol.56 – No.1

月刊 糖尿病ライフ さかえ 毎月読んでます。
気になった事のメモと感想です。

・カーボカウンティング
 糖質の量に合わせてインスリンを決める。
 一般的に食事のタイミングや量がバラバラになるのが普段の生活です。
 決められた時間に決められた量の食事を食べ、決まった量のインスリンを打つ、
 そんな事なんて入院しているときくらいしか無理、普通は出来ません。
 そこで役に立つのがカーボカウンティング、一型糖尿病コントロールには必須ですね。

・チーム ノボ ノルディスク
 糖尿病患者さんだけのスポーツチーム。プロサイクリングチームは全員が一型糖尿病。
 いやぁなんか勇気づけられますね。一型糖尿病でも何でもできる。そう思える。
 Face To のマラソンの記事も続きが気になりますw

・外食時のインスリンを打つタイミング
 - 「外食のときは打てません」「外では打ちにくい」「打つ場所がありません」
   あるあるですね。基本はトイレで打ちますが、男の場合個室が少ないので入れない事もあるし、
   連れションとなると個室に入るのも気が引ける。悩みの種です。うちの親父はテーブルの前で打ちます。
   別に悪い事してる訳じゃないからいいのですけど、僕は周囲の目が気になってしょうがないですね。
   病気のことを明かしていない方とだと悩みがより顕著になります。
 - 宴会で先にインスリンを打って「乾杯!」とすると低血糖になる恐れがある。
   これもあるあるですね。アルコールは血糖値を上がりにくくしてしまいますし、
   コースなどは料理が出るまで時間かかりますからね。
   外食時は基本食べてる途中又は食べ終わってからトイレに行って打ちます。
   毎回トイレに行くから勘ぐられますけど、まぁしゃーないなと。

1月 6, 2016
hato

[定期診断] 先生それ本当?

高血糖が収まりません。A1c 7%でした。
さらに低血糖も高頻度で起きています。

朝、重度の低血糖になることが多く、血糖値が30台に何度も陥り、昏睡や異常な行動をしてました。
会社にも何度も遅刻。非常にまずい事態でしたので原因究明に躍起になった結果、分かりました。

トレシーバーの量が多すぎる。

だから、寝ている間に血糖値が下がり続けてしまう。寝る前250だったのが起きたら30という状態。
その後、反動で急激に血糖値が上がるが、そのときは出勤した後なので会社で高血糖が続くという悪循環。

朝 ————————-
 低血糖 → 反動で高血糖へ
昼 ————————-
 高血糖のまま仕事(会社では血糖値計らない)
夜 ————————-
 高血糖と分かり調整する
深夜 ———————–
 寝てる間に低血糖へ

先生からはトレシーバーを14単位で様子を見ようと言われていましたが、
様子を見ている間に死んでしまいそうだったので、勝手に10単位まで減らしました。

その結果、低血糖も高血糖も減り安定してきました。
先生はランタスからトレシーバーに変えるときは2割程度量を減らすと言ってましたが、
2割程度じゃ全然だめ。個人差があるのかもしれませんが、
まずは半分の量くらいから調節していくのが良いかなと思いました。
間違えたら死んでしまうよほんと。危ない。

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